志る幸の利休弁当

志る幸の利休弁当

 四条河原町にある「志る幸」は小さな和食のお店。
こちらでは利休弁当というお弁当が有名です。
お弁当と言ってもお盆の上に扇形のかやくごはん、お魚、ゼンマイ、鶏肉、卵、漬物などが乗っていて、こちらのお店ではこれがメインと言われる白味噌ベースのお味噌汁が付いています。
訪れた時は白味噌雑煮に変更をすることもできましたが、今回は普通の豆腐のお味噌汁を選びました。

たっぷり入った味噌汁。白味噌が上品でとても美味しい。
おかずやご飯も丁寧に作られているのが分かります。

京都の汁物専門店「志る幸(しるこう)」は、昭和7年に京都市内で創業して現在で約90年続く老舗です。

 

志る幸といえば、利休弁当というくらいみんなが注文します。
こちのお店の裏側が待合室になっていて、回転も早く待っていたら番号で呼ばれてお店に入ることができます。

 濁点のない看板がかかっています。

店内はまるで能舞台のように面白い造りです。建築的にも楽しめるお店だと思います。元々は幕末の勤王志士・古高俊太郎の住処だったらしいです。

池波正太郎のエッセイを読んでいたら、このお店が登場していました。昔から愛されていたお店ということが分かります。時代を超えて同じお店に行っているということがなんか嬉しくもありました。

みなさんもぜひ京都観光のついでに行ってみてくださいね。

 

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