みなさん、日本では2月3日は節分ですが、フランスにも暦の上で春を迎える時期は同じです。
2月2日はクレープを食べる「 Chandeleur(シャンドルール)」という日です。
「聖母マリアのお清めの日」というキリスト教の祝日のひとつで、クリスマス(12月25日)から40日後にあたります。 フランスでは、毎年この日に家族や友人たちとクレープを食べてお祝いをするという伝統があります。
フランス人シェフのPhilippe Etchebestさんのクレープレシピを見てみましょう。
1:19からクレープの準備
13:39 ノワゼット(ヘーゼルナッツ)キャラメリゼ
19:46 塗るクリームの準備
40:15からクレープを焼く
こちらのビデオでは、クレープを焼いてその上にクリームなどを塗って巻いて、ロール上にしてスライスしています。
一口サイズでおしゃれですね。
たくさん食べられない人にはいいかもしれませんね。
いろんな味を作っていろいろ味見できそうです。
クレープのレシピ
50 cl de lait demi-écrémé(低脂肪乳)
4 oeufs(卵)
30 g de sucre en poudre (グラニュー糖)
250 g de farine(小麦粉)
20 g de beurre (バター)
Rhum ou fleur d’oranger (ラム酒 or オレンジフラワー)
クレープの上に塗るクリームのレシピ
125 g de sucre en poudre (グラニュー糖)
125 g de sucre glace (粉砂糖)
250 g de noisettes entières émondées (渋皮なし丸ごとヘーゼルナッツ)
150 g de chocolat au lait(ミルクチョコ)
5 cl d’huile de noisette (ノワゼットオイル)
10 g de cacao en poudre (カカオパウダー)
クレープの作り方
小麦粉をボウルに入れる
バターを溶かして入れる
卵を入れる
牛乳を少しずつ入れる
ラム酒 or オレンジフラワーを入れる
数時間、冷蔵庫など涼しいところで生地を休ませる
焼く時はフライパンを温めて、油を入れ各面を1分ずつ焼く
トッピングのクリームの作り方
鍋に砂糖を入れる。中火でキャラメル状になるまで煮る
キャラメルの中に半分のヘーゼルナッツを入れて混ぜる
クッキングペーパーにヘーゼルナッツを置いて冷やす
湯煎でミルクチョコレートを溶かす
キャラメルが絡まったヘーゼルナッツが固まったら、フードプロセッサーなどで潰していく
これに、溶かしたチョコレート、残りのヘーゼルナッツ、グラニュー糖を加えて混ぜる
カカオパウダー、ノワゼットオイルを加える
容器に入れる
クレープを焼いてクリームをのせたら、巻いていく。
適当にカットして盛り付ける。
はい、みなさんもクレープをぜひ作ってみてくださいね。
もちろんジャムやバターと砂糖、チョコレートなどお好きなものをクレープにのせても美味しいですよね。
フランスでは、クレープを焼いて重ねておき、食べる時に1枚ずつ取っていき、それぞれトッピングをのせて楽しんだりします。
みなさんもご家族やお友達とクレープを楽しんでくださいね。