7月といえば祇園祭!
今からおよそ1,100年前、平安時代に京都で流行した疫病を鎮めるため、「祇園社(ぎおんしゃ)」(八坂神社)にて66本の鉾をつくり疫病の退散を祈願したのが始まりです。
1ヵ月通して祭事が行われます。16日の「宵山」と17日の「山鉾巡行」はたくさんの人が見に来られます。
昨年はコロナの影響で山鉾が建つこともなく、とても寂しいものでした。
今年はなんと2年ぶりに一部の鉾が建ちました。
こちらは大丸近くにある長刀鉾という巡行の一番目に進む鉾の鉾建ての写真です。
伝統の技術、絶やさず続けていきたいものです。
鉾には貴重なタペストリーなどの文化財が飾りとして使われます。この文化財の保存のためにも外気にあてて維持をしなくてはいけません。
素晴らしい!
美しい長刀鉾の基本の部分が出来上がったところです。
通りがかりの人たちが写真を撮っていました。
やはり祇園祭の鉾を見ると嬉しいものです。
大丸にも鉾のミニチュアが飾られていますが、たくさんの人が写真を撮っていました。
どれだけ京都の人にとって祇園祭が大事か分かった1年でした。
当たり前のものが、当たり前ではなくなる、というのは本当にショックなことです。
また普通にみんなで屋台で買い物をしたり、歩行者天国になる宵山で歩けるようになるのはいつのことでしょうか。
ぜひこの伝統はどんなことがあっても守りたいものです。
こちらは長刀鉾の完成した姿です。
とっても綺麗です。
コンチキチンが京都の街に鳴り響きます。