
ギフトにもぴったり!こけし弁当の人気のヒミツ
Share
第一章 こけし弁当とは?
Bento&coのロングセラー「こけし弁当」誕生のストーリー
Bento&coが京都で誕生した2008年。当初から販売を続けている人気商品が「こけし弁当」です。
開発のきっかけは、海外で人気を集めていた“キミドール”という少しモダンなデザインの置物だったそうです。
当時、Bento&coのトマ社長からその話を聞いたたつみや様の担当者がこけし型の企画を進めることになりました。こけし弁当は見た目にこけしの要素を取り入れていますが、山中漆器の地域自体が「こけしの名産地」というわけではありません。
ただし、山中は木工芸で知られ、ロクロ挽きの技術が高く評価されている地域。
こけし職人が山中で修行して地元に戻るというケースもあったそうで、そういった技術背景が弁当箱にも活かされているのかもしれません。また、昭和の戦後期には、こけしの形を模した「菓子器」も人気がありました。
たつみや様でもこのような器を製造しており、ミカンやお菓子を入れる容器として親しまれていたそうです。
発売当初は小さめサイズのみでしたが、その愛らしいデザインとユニークさが注目され、長くお客様に愛されてきました。
これまでに販売を終了したデザインもいくつかありますが、そのたびに新たなバリエーションが登場。Bento&coオリジナルとして、京都らしい「芸妓」やユニークな「忍者」デザインも仲間入りしました。
さらに、メーカーのHAKOYAさんからは「大こけし弁当」も登場し、シリーズの魅力はますます広がっています。
現在もBento&coの店舗やオンラインショップで根強い人気を誇る、まさに“ロングセラー”のこけし弁当。贈り物にも、ご自身用にもぴったりの一品です。
見た目だけじゃない!使いやすさのポイント
こけし弁当の魅力は、可愛らしい見た目だけではありません。実は、日常使いにも嬉しい工夫がたくさん詰まっています。
まず、小さいサイズのこけし弁当には上段のみ、中サイズの「大こけし弁当」には上下段の両方にシール蓋が付いており、汁漏れしにくい構造になっています。
また、付属のランチバンドは縦方向に留めるデザインで、しっかり固定できる滑り止め付き。持ち運びも安心です。
上段のシール蓋はドーム型になっているため、見た目以上におかずがたっぷり入るのも嬉しいポイント。
もちろん、すべて日本製。品質や素材へのこだわりも魅力のひとつです。洗いやすく、お手入れも簡単なので、毎日のお弁当生活にぴったりです。
使い方アイデア集|こけし弁当の楽しみ方いろいろ
こけし弁当は、見た目の可愛らしさと実用性を兼ね備えた、使い道の幅が広いアイテムです。お弁当箱としてだけでなく、さまざまなシーンで活躍してくれます。
子ども用のお弁当に
小さめサイズのこけし弁当は、お子さまのお弁当箱にもぴったり。可愛いこけしのデザインは、食べる前からワクワク気分にさせてくれます。おかずの量も調整しやすく、初めてのお弁当箱としてもおすすめです。
ピクニックや行楽のお供に
大こけし弁当は2段式でしっかり入る容量なので、おにぎりやおかずを詰めてピクニックにも◎。見た目が華やかなので、お弁当の時間がより楽しくなります。
ギフトにもおすすめ
日本らしいデザインと実用性を兼ね備えたこけし弁当は、海外の方へのお土産や、和風のプレゼントとしても大変人気です。Bento&coでも、ギフト用途で購入される方が多くいらっしゃいます。
インテリアや小物入れにも
使わない時は、お部屋に飾っても可愛いこけし弁当。小物やアクセサリーを入れて収納ボックスとして使うのもおすすめです。キッチンだけでなく、お部屋でも楽しめるのが魅力です。
Bento&coでの人気の理由・レビュー紹介
@majime_lifeさんのお弁当写真。
大こけし弁当武将
オーストラリアで弁当箱のお店をされているmajime_lifeさんのお弁当。
和風弁当に仕上げていて、とても美味しそうです。
購入したお客様の弁当写真
Alex V様のコメント
「ランチにぴったりのサイズで、特に冬には上段にスープの素を入れて持っていけるのが便利です。組み立てた状態は思わず笑顔になるかわいさで、開けても丸い形の段が目にも楽しいです。バンドを使っている間に汁漏れすることもありませんでした。表面の仕上げもとても良く、他のプラスチック製のお弁当箱より水滴の跡がつきにくいと感じました。」
こうして生まれた「こけし弁当」は、単なる“かわいい”だけでなく、時代の流れや木工技術、そして日本らしさを取り入れた、奥深い商品だと感じます。
これからもその背景を知ったうえで、もっと愛着を持って使っていただけたら嬉しいです。
こけし弁当はこちら
第2章:こけし弁当のルーツを訪ねて──加賀の魅力あふれる旅へ
こけし弁当の温もりあるデザインを見ていると、どこか懐かしく、優しい気持ちになります。その背景には、日本の伝統文化が息づく「加賀」の存在があります。今回は、こけし弁当のルーツを感じられる加賀の魅力をご紹介します。
1. 加賀で訪れたいおすすめ観光スポット
・山中温泉(やまなかおんせん)
開湯1300年の歴史を誇る名湯。温泉街には風情ある「ゆげ街道」が広がり、伝統工芸のギャラリーやカフェも点在しています。川沿いの「こおろぎ橋」は、四季折々の風景が美しく、写真映えも抜群です。
・加賀伝統工芸村 ゆのくにの森
九谷焼、加賀友禅、輪島塗など、石川県が誇る伝統工芸を実際に体験できる施設。こけしに通じる「手仕事」の魅力に、ここで触れてみるのもおすすめです。
・大聖寺の町並み
加賀藩の支藩として栄えた城下町。落ち着いた町並みと歴史的建築が残っており、静かに散策したい人にぴったりのスポットです。
2. 加賀のおいしい食文化
・加賀野菜を使った郷土料理
「金時草」「打木赤皮甘栗かぼちゃ」など、加賀野菜はどれも個性豊か。地元の食堂や旅館では、これらの野菜を使った素朴で滋味深い料理を味わえます。
・海の幸が豊富な加賀の寿司
日本海に面した加賀は、新鮮な魚介の宝庫。特に冬の「加能ガニ(かのうがに)」や甘エビ、のどぐろは絶品です。地元の寿司店や海鮮丼のお店もぜひチェックしてみてください。
・山中温泉のスイーツ巡り
温泉街には、和菓子屋さんや温泉まんじゅうの名店が点在。お風呂上がりに楽しめる加賀棒茶や地元産のスイーツもおすすめです。
3. 加賀で見つけたい、おすすめのお土産
・九谷焼の器
カラフルで華やかな絵付けが魅力の九谷焼。小皿やマグカップなど、日常使いできるアイテムは海外の方にも人気です。
・加賀友禅の小物
美しい染め模様が特徴の加賀友禅。ハンカチやポーチ、風呂敷など、持ち歩ける伝統をお土産に。
加賀の旅は、伝統と癒しが詰まった宝箱のような時間。
観光を楽しみながら、日本のものづくりの魅力に触れる旅はいかがですか?
こけし弁当をきっかけに、加賀という土地の奥深さにもぜひ触れてみてください。
加賀温泉郷のおすすめスポットと魅力
1. 歴史ある温泉街を散策
山代温泉・山中温泉・片山津温泉:1300年以上の歴史をもつ名湯地。レトロな共同浴場が街の景観の一部となっています 。
夜のライトアップが幻想的な「古総湯」など、情緒ある写真映えスポットも豊富です hoshinoresorts.com+1knt.co.jp+1。
2. 自然と調和する絶景
鶴仙渓や川床の風景は、街歩きの癒しスポット。赤い橋や清流が心休まるひとときを演出。
四季折々、特に紅葉の時期は絶好の写真チャンスです。
3. 工芸と文化体験
九谷焼、加賀友禅、山中漆器など、伝統技術を自分で体験できる施設が充実。
「加賀伝統工芸村 ゆのくにの森」では、伝統工芸の習得や作品持ち帰りが可能。
4. グルメ&お土産探し
地元食材を使った郷土料理、温泉街のスイーツや温泉まんじゅうも人気。
九谷焼の器、加賀友禅小物など、「加賀らしさ」を感じるお土産にも巡りがいがあります。
加賀は、温泉・自然・伝統工芸が三位一体となった豊かな旅の舞台。
訪れるたびに新たな発見があり、カメラ片手の旅行者にもおすすめの場所です。
こけし弁当を片手に、加賀の旅を満喫してみてはいかがでしょうか