お弁当生活をしている人なら誰でも一度は使ってみたい憧れの「曲げわっぱ」。
でも、値段も高めだしお手入れが大変そうで中々手を出せない、という人は多いのでは?
実は、使い方の基本さえしっかり抑えておけば、曲げわっぱのお手入れってそんなに大変じゃないんです!
そこで今回は、曲げわっぱのお手入れ方法と基本ルールを伝授します。
曲げわっぱを使用する前に知っておきたい3つのルール
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濡らしてから詰める
ご飯のこびりつきや、おかずの調味料や油を吸い込みシミになるのを防ぐため、お弁当を詰める前に、一度サッと濡らすか、清潔な濡れ布巾で拭いてから使いましょう。
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食べたらすぐに洗う
シミや傷みを防ぐため、食べ終わったらなるべくすぐに洗いましょう。
職場や学校なのですぐに洗えない場合は、おかずカップや食べ残しを捨てて空っぽの状態にし、帰宅後に湯で洗うといいでしょう。
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しまい込まずに、使い続ける
曲げわっぱは頻繁に使い続けることが一番のお手入れです。毎日使い続けることで手に馴染んで愛着も湧いてきます。
食器棚の奥にしまい込まずに、なるべく高い頻度で使用してあげてくださいね。
曲げわっぱ弁当箱のお手入れ方法
【用意するもの】
スポンジ
【曲げわっぱ弁当箱の手入れ方法】
- 曲げわっぱにぬるま湯を注いで5〜10分放置し、汚れを浮かせます。
汚れが浮いてきたら、スポンジを使って優しく洗いましょう。
スポンジだけでどうしても汚れが落ちない場合は、中性洗剤を使って洗いましょう。
- 洗った後は一旦ふきんなどで水分を取ってから、風通しの良い場所で乾燥させましょう。曲げわっぱがしっかりと乾いたらお手入れ完了です。
乾燥させる際は上向きに立てかけておくと水分が上に蒸発し、乾きやすくなりますよ。
曲げわっぱ弁当箱の注意点!
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電子レンジでの温めはNG!
曲げわっぱは天然の木でできていて熱に非常に弱いので、電子レンジでの温めはNGです。
電子レンジで加熱することで変形してしまったり、焦げてしまう可能性があります。
中身のご飯やおかずを温める際は、面倒でも別の容器に移し替えてくださいね。
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食洗機・食器乾燥機の使用はNG!
食洗機の使用も曲げわっぱを傷めてしまう原因となります。
特に乾燥機能付きの食洗機はもってのほかで、乾燥しすぎて変形してしまう恐れもあります。
曲げわっぱを長く使いたいなら、食洗機や食器乾燥機は使用せず、少し手間でもしっかり手で洗いましょう。
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黒ずみを防ぐには
曲げわっぱを使い続けていると避けては通れないのが、表面や隅にできる黒ずみ。
これを防ぐには、洗った後に曲げわっぱをしっかり乾燥させることが大切です。
黒ずみは体に害はありませんが、もしそれでも気になったら、酢:水=1:1の酢水に曲げわっぱを30分程度つけてから、湯で洗い流すとキレイに取れますよ。
いかがでしたか?そんなに難しくないですよね。
曲げわっぱのお手入れで一番大切なことは、「頻繁に使って、洗浄と乾燥を繰り返す」ことです。
これさえしっかりできていれば大丈夫。
私も長いこと曲げわっぱを愛用していますが、使えば使うほどに艶が増して愛着が湧いてきます。
皆さんも怖がらずに、今日から曲げわっぱ生活を始めてみませんか?